船舶電装業とは

船舶電装業とは

船舶では、陸上の「発電所から需要家(会社、工場、学校、家庭など)まで」の一貫した電機設備が船の中にあり、限られたスペースに膨大な数の設備、器具、計器が装備されています。

万一、電気系統が故障すると、ハイテクな電気設備や電子装置でも、機能が十分発揮されず、船舶の安全航行ができなくなったり、衝突や座礁などの海難事故の発生につながります。

船舶が航海中に事故が起きると、陸上から助けに行くことが難しいため、航海中に故障や事故が起きないよう最善の工事が求められます。

船舶に装備されている発電·給電·動力設備や電路、航海計器·無線機器などが十分に機能するように設計、装備、保守などの電気装備工事を行なう事業のことを船舶電装業といいます。

なぜ、日本に船が必要か

日本はアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどの大陸と海で隔たれており、資源に乏しいため、「衣食住」のもととなる原材料のほとんどを海外から船で輸入しています。

日本の輸出入の99.6%は海上輸送で行われているため、船は日本経済にとって不可欠な存在です

日本の造船業について

  1. 世界TOP3に入るほど、日本で船舶が建造されています。
  2. 地域に根ざした産業の一つで、地方の経済と雇用を支えています。

日本で建造される船の種類と役割

外航船海外の港と日本の港の物資輸送
内航船日本の港と港の物資輸送
漁船食料、飼料の捕獲
プレジャーボート釣り、海洋レジャー